今日も1日お疲れちゃ〜ん♪
横ちゃん(@yokota1211)だよ!
さてさて、僕はMi自然エネルギー開発さんと一緒にお仕事をさせて頂いてるんですけども〜。
で、Mi自然エネルギー開発さんの開発商品で、
という商品があります。
↑(こちらが水路の異物除去装置「流守番」)
この「流守番」という装置は、
”水路に溜まるゴミや異物などを除去する役割”
があるようなんですけども〜。
今回は
「流守番」とは一体どういったものなのか?
そもそも、どういった経緯で「流守番」が開発されたのか?
について紹介して参ります。
で今回は「流守番」の開発者であり、そしてMi自然エネルギー開発の代表でもある村井清俊さんにお話をお伺いしました。
「流守番」について、僕自身もまだまだ知らないことが多いんですよね。
もっと知りたいなぁ〜って思って!
なので「水路のゴミ詰まりの問題」や「流守番」について興味がある方はもちろん、
あまり興味がないという方も、少しでもお目通しして、知って頂けたら幸いです(´∀`=)
①「流守番」開発までの経緯
「流守番」の開発者である村井さん。
村井さんは2014年度から4年間、地元金沢市にある鞍月の土地改良区で理事を務められていたとのこと。
土地改良区の理事、、、とても固そうなイメージなのですがw
↑(この方が「流守番」開発者の村井清俊さん。とても気さくでユニークな方ですw)
で土地改良区では、区内にある水路の管理もされていて、当時は毎日、日替わりで点検や清掃をされていたそう。
ただ突発的な大雨が降ると、用水路が道路まで冠水することがあったそうです。
そういえば最近はゲリラ豪雨とかもありますよね。
急に滝のような大雨が降ったり、地球ヤベェ〜ぞ!みたいな。
で、道路の冠水の大きな要因となったのが
水路のゴミ詰まり
でした。
当時の鞍月用水は上流から金沢の市街地を通り抜け、郊外に広がる農地に水を送っていて、その市街地には暗渠(あんきょ)が多かったそうです。
↑金沢市内では、現在も暗渠は多いようです。
因みに暗渠(あんきょ)とは何かと言いますと、、、
地下に埋設した水路
のことです。
暗渠の手前にはフェンスが設置してあり、短時間に大雨が降ると、ゴミがフェンスを塞ぎ、それが道路冠水の一因となっていたようです。
あと暗渠以外にも、水路の分岐地点などにはゴミが引っかかりやすいとかがあるようですね(´∀`=)
②既存の対策商品は高額
↑(社内で模型を作って、検証したりもされてます。夏休みの工作みたいw)
水路のゴミ詰まり対策として、一部のメーカーさんが既に自動ゴミ除去装置を市販されていたそうです。
ただ、、、
いかんせん費用が高すぎる_| ̄|○
という問題があるようでして。
↑結構な額だそうですw
あと装置の稼働に電力を使ったりするので、管理やメンテナンスの手間が増えたり。
そもそも管理スペースに余裕がなく設置が困難な場合が多いようです。
③「流守番」の開発!
そこで村井さんは簡単に設置できる
水路のゴミ詰まり装置「流守番(るすばん)」
を開発されたそうです。

この「流守番」という装置は、水の流れや抵抗を利用してゴミを移動させるとのこと。
上の写真のようにフェンスの手前に取り付けると、川幅全体がゴミを塞ぐまで時間を大幅に長くすることができ、急激な水位の上昇を防ぐことができるとのこと。
主な「流守番」のメリットをまとめると、
①ゴミ詰まりによる冠水を防ぐ
②ゴミ除去に関わる時間を大幅に軽減
③稼働に電力を要さない
④メンテナンスフリー
という点なのだそうです。
③、④に関しては動力を持たないことや、可動部分がないからということ。
最初に設置してしまえば、あとは名前の通り「流守番」が水路の流れを守ってくれる。
みたいな〜(´∀`=)
ただし「流守番」のデメリットもあって、流れの遅い用水には不向きなのだそうです。
ゴミが滞留したり、戻ってくることがあるようです。
動力を持たず、自然の力を利用してるのでそこはやむを得ずって感じですよね(´∀`=)
④「流守番」を知ってほしい人、活用してほしい人
↑(今年石川県内で新たに「流守番」が設置されることが決まり、ますます精力的に動かれてる村井さん)
最後に村井さんに
これから「流守番」を知ってほしい人、活用して欲しい人は?
と伺ったところ、、、
”色んな人に知ってほしい!”
とのこと。
まずは水路そのものや、水路のゴミ詰まり問題について少しでも関心を持ってほしい。
みたいな。
てか、そもそも水路に関心がある人って、ほとんどいないですしね。
僕もMi自然エネルギー開発さんとご一緒するまで、水路のゴミ詰まり問題とか全然知らんかったし。
↑水路の存在自体さえ気づかなかった、ぐらいな(´∀`=)
「流守番」を色んな人に知ってもらいたいというのもありながら
農業用水、地域用水を使用・管理してる人に「流守番」を活用してもらえたら、、、
水路管理の手間を「流守番」で、少しでも軽減してもらえたら、、、
というお気持ちなのだそうです。
⑤まとめ
てことで、今回はMi自然エネルギー開発さんの水路の異物除去装置
「流守番」とは一体どういったものなのか?
について、開発者の村井さんのお話を中心にまとめさせていただきました。
もっと細かな工夫やら、今後の改良やらの話もあったんですけど。
あまりにも膨大すぎて、、、数々の失敗と改良を重ねて開発されたのが「流守番」であります。
↑またおいおいとエピソード的なお話を記事にできたら、、、村井さんよろしくですw
普段の生活ではあまり馴染みがない「水路」ですけれども。
僕たちの生活において、色んな役割をひっそりと果たしているのが「水路」であります。
今日の記事が「水路」や「流守番」について、
少しでも興味を持ってくださるきっかけになれば、これ幸いであります╰(*´︶`*)╯♡
てことで、今日はこの辺りで。
それではまたお会いしましょう、らぶど〜〜〜ん!
また水路の異物除去装置「流守番」についてご興味ある方はこちらをご覧くださいませ。
応援どうぞよろしくで〜す♪